第52期生 卒業生代表 答辞 全文

答辞

 
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本日は、このように盛大な卒業式を挙行していただき、また、心温まるご祝辞をいただきまして、卒業生を代表して御礼申し上げます。

 
私達五十二期生が入学したのは、二〇一四年四月です。この三年間に私達は、挫折や絶望を数多く経験しました。
親や、友達や、先輩や、先生と、うまく関係を築けず、心を閉ざしました。激しくぶつかり、互いに傷つけあいました。
また、勉強や、部活動や、将来のことで、深く悩み、「学校を辞めたい」と言って、周りの人に迷惑を掛けました。

 

私は、甲子園出場を夢見て、スポーツコースに入学しましたが、相次ぐ大きな怪我で、
部活動ができなくなり、辞めました。それからしばらくは、学校へ行くのも、何をするのも苦痛になりました。

 
でも私は、私達は、卒業式の席に、こうして座っています。
それは、自分の力で、前に進むことを、柏原高校で学んだからです。

 
一年生の時は、校則は厳しいし、先生は口うるさいし、「何でここにきてしまったんだろう。」と思っていたけれど、
気が付けば、毎日学校に通い、友と笑いあい、先生の言葉を素直に聞けるようになりました。
様々な問題を自分で解決し、自分で進む道を決められるようになっていました。
私達はいつのまにか、成長し、前進していました。

 
私はこの答辞に、「努力は必ず報われる」という言葉を使いたい、と先生に言いました。
でも、先生には、「やめたほうがいい。必ず、と言えるほど大人の世界は甘くない。」と言われました。
だから私は、こんなふうに言い換えます。

 
「報われるまで、人生をかけて、努力し続けることを、誓います。」と。
報われた私達を、見てほしい人がいるからです。

 

お父さん、お母さん、ありがとう。先生、ありがとうございます。友たち、ありがとう。
私達を支えてくださったすべての方々、本当にありがとうございました。

 
二〇一七年二月、東大阪大学柏原高等学校第五十二期生二百七十五名は、卒業します。
私たちの三年間は、最高でした。

 
平成二十九年二月二十日
卒業生代表 長渡 大輝