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万物感謝

以前本校で勤務されていた元校務員さんが、毎月「ニューモラル」という小冊子を届けてくださっている。ある民間教育機関の月刊誌で、電車に乗った時などによく読ませてもらっている。日常生起する人と人との関わり合いや支え合いについて、事例をもとにわかりやすく紹介されていて、「なるほど」と感心させられることが多い。
その中に、「当たり前を見つめ直す」というタイトルで、水道が断水して初めて分かった水道のありがたさや、多くの人たちがそれぞれの持ち場で自分の仕事を成し遂げることによって、社会が円滑に機能し、暮らしが保たれていることを事例をあげて説明されていた。普段はあまり気付かないが、私たちの社会は、これを構成する多くの人々の努力や献身、支え合いによって成り立っているということを自覚するとき、「ありがたい」という思いがわき起こり、一層心豊かな人生を送ることができるのではないか、と結ばれていた。これを読んで、まさに本学園の校訓「万物感謝」の心であると感じた。日々心して過ごしていきたいものだ。

(5月26日)